残暑に咲く花たち

6月6日に投稿した「夏に咲く花たち」を書いていた当時は、梅雨が明けたら夏の盛りで、植物がどんどん成長していく様子が撮れると思っていました。
立っているだけで汗が吹き出すような夏の盛りに会社の敷地を歩いていて感じたことは「暑すぎるとあまり花は咲かないらしい」ということです。

そんなうだるような暑さの中バラが花を咲かせたので、「繊細そうに見えて意外と強いな」と感心しました。

7月3日に撮影したバラ
8月初旬に咲いていたバラ1
8月初旬に咲いていたバラ2

バラの丈夫さに感心していた同時期に玄関扉横に植えられている日日草も開花しました。

8月23日に処暑に入り、日中の焼けつくような暑さは和らいだように感じます。
ここ数日、豊川市では雨のち土砂降り時々雷というような天気が続き、今日8月25日は久しぶりの晴れとなりました。
晴れている朝の内に会社の敷地の花を撮影しました。

百日紅(サルスベリ)は、今年初めて名前を知りました。
猿が滑りそうだからサルスベリという名前がついたことにも納得のツルツルした幹です。

敷地の中でもあまり行かない場所には、黄色いバラが咲いていました。

少し前に松葉牡丹にたくさんの蕾がついていることに気がついたのですが、今朝見たところ開花が進んでいました。
蕾はまだたくさんあるので、これからもっとたくさん花が咲くと思います。

撮ってきた写真を振り返ると濡れている花が多いように感じました。
理由を考えてみたところ、雨が降った後は比較的過ごしやすい気温となっていることが多いため敷地内を歩きやすかったからだろうなと思い至り、なんとも分かりやすい自分の行動に笑ってしまいました。

今朝撮影しているときに、少し涼しくなった風を感じながら、秋にはどんな花が咲くだろうと思い馳せました。「秋に咲く花たち」のタイトルで記事を書ける日が今から楽しみです。

夏に咲く花たち

朝晩の寒さも薄れ、日中は汗ばみ空調が活躍する季節となりました。
5月末頃に東海地方は平年より早い梅雨入りを迎えました。

5月中頃に蕾に気がついて、いつ色付くだろうと見ていた紫陽花…、

ふと気づくと別のところの紫陽花はもうすっかり色付いていました。

これから色付いていくのであろう白い紫陽花もありました。

豊川市や周辺地域は台風2号の影響で6月2日(金)に豪雨となり、会社は大丈夫だろうかと不安になりながら出勤した6月5日(月)。
会社に着いて最初に目に映ったのが敷地に咲くたくさんのユリでした。

鮮やかな色で咲くユリを見て、なんだかほっとしたことを覚えています。

会社に咲いた花を紹介するだけの記事ではありますが、読んでくださった方が色とりどりの花に少しでも心和ませてくれたのなら嬉しく思います。

梅雨が明けたら、夏の盛りです。
日の光を浴びて、植物がどんどん成長していく様子が撮れると思います。
その頃に、また「ファクトに咲く花たち」を更新したいと考えています。

最後になりましたが、豪雨被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早く穏やかな日々が戻ることをお祈りしております。

春に咲く花たち4

数輪しか咲いていなかったオダマキが、数えきれないほど咲くようになりました。

紫色のアイリスが咲いた後には、黄色いアイリスが咲きました。

蕾だった頃の黄色いアイリス

アイリスの横ではイキシアが華やかに咲いています。
昨日見た時には蕾だった気がする…と思うくらいあっという間の開花でした。

クレマチスは薄紫色の大きな花を咲かせています。

蜜を吸う虫がいました。
これだけ大きな花だと蜜もたくさんありそうです。

綺麗な山吹色だと思って眺めていたこの花の名前が「ヤマブキ」と知ったときには驚きました。

ヤマブキは、やや小ぶりで、鮮やかな山吹色の花をたくさん付けています。

ガザニアが咲いていました。
横に蕾があるので、これからもっと花が増えそうです。

芍薬の蕾が膨らんできていました。
開花が待ち遠しいです。

撮影時に、他にもいくつかの場所で蕾を見かけました。

5月6日の立夏が近くなってきました。
ファクトではまだまだたくさんの花が咲きそうです。

春に咲く花たち3

4月に入り花を咲かせていた桜は散り始め、今では葉の方が多くなりました。

桜の木の下ではオダマキの花が咲いています。

オダマキが咲いている近くにあるプランターでは、色とりどりのフリージアが花を付けています。

社屋の裏手では、オレンジ色のクンシランや淡い黄色のシンビジウム(シンピジューム)が咲いています。

撮影のために花の近くに寄るとフワッと良い香りがして、幸せな気持ちになりました。

春に咲く花たち2

会社の桜は七分咲きまで開花が進みました。

桜を見上げることの多い春ですが、目を落とすと花壇ではアイリスが開花しています。
1つ開花している横で数日前は蕾だったアイリスもいつの間にか開花していました。

数日前に撮影したアイリス
今日撮影したアイリス

ユキツバキも開花しました。
てっきり雪のように白いのでユキツバキなのだと思っていましたが、石沢進さんの書かれた「ユキツバキの呼び名」によると「ユキツバキの呼び名は、誰が何時記録に残したか、その答えが明らかでない」とされていました。
インターネットでユキツバキを調べると、雪のような白以外に紅色の花を咲かせる品種もあるようです。

更に調べると、ユキツバキは日本海側の地域に自生しているようで、枝がしなやかで豪雪に押しつぶされても、春になると枝を持ち上げて開花する力強さを持つそうです。

調べてから改めて写真を見ると、たしかに枝はしなやかそうに見えます。
一口にツバキと言っても、様々な種類があるのだと勉強になりました。

引用元:
石沢 進. 雪国の植物 ユキツバキ25 ユキツバキの呼び名. 新潟県植物保護. 2003, 33巻,P.11-12. https://niigata-u.repo.nii.ac.jp/records/30582 ,(参照 2023-03-27)

春に咲く花たち

朝晩の寒さも緩んできて、もうすっかり春になりました。
ファクトの敷地内でたくさんの花たちが開花を迎えています。

冬の間から開花し始めていた乙女椿。

今では、数えるのが大変なほど開花しています。

ハナニラはその名の通り、ニラに似た葉を持つ花です。
英語でSpring starflowerとも言うそうで、たしかに花は絵に描く星の形に見えます。

ハナニラの横で黄色い水仙が太陽を浴びて輝いています。

葉の中にひっそりと可愛らしい花を付けているスノーフレーク。

雪柳も小さな白い花がたくさん咲いています。

散った花びらの様子が、地面に砕いた米(小米)をまいたようにみえることから、「小米花」とも呼ばれるそうです。

会社の近くに土筆も生えていました。

これから春本番の陽気が続くと思います。
今後どのような花が開花するか今から楽しみです。

山茶花

今日は、寒さが厳しくなって花が少なくなるこの季節に咲く健気な花を紹介します。

ファクト敷地内の道路に面した通路の山茶花です。

  

  

山茶花全般の花言葉は、「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」。
寒さという困難に負けず、きれいな花を咲かせてくれています。

カンナ

今日は社屋の奥でひっそりと咲いていた花をご紹介します。

社屋の前を横切って進んだ奥にはこのような小道があります。
小道の先に遠くからでも分かる黄色い花が咲いています。

こちらの花は「カンナ」といい、本日9月21日の誕生花のひとつです。
中南米、熱帯アジア原産の花で、花言葉には「情熱」や「快活」などがあります。
目の覚めるようなこの黄色の花と緑の葉の生き生きした様子は、まさしく快活ですね。

ハイビスカス

一日中雨の降る日があるかと思えば、今度は、一日の間に晴れたり、雨が降ったり、雷が鳴ったりと天気がコロコロ変わるようになりました。
日中は暑い日も多いですが、朝晩は秋の涼しさを感じられることが増えてきたように思います。

前回、日日草の写真撮影時にハイビスカスの蕾を見つけたのですが、

今日、1つ咲いていました!

昨夜ついた雨粒が、日の光を浴びてキラキラしています。

夏に咲くイメージのあるハイビスカスですが、最盛期は9月~10月頃。
気温を10度以上に保てる場所に置くと、11月でも花を咲かせるといいます。

こちらはなんと、昨年11月9日 屋外 のハイビスカスです。
この写真だけ見るとまるで、真夏のようですね。

毎年冬が近づくと、寒さに弱い植物は社内に移動させます。
暖冬のせいか、近年のハイビスカスは真冬でも時々花を咲かせ、皆を驚かせています。

今年はどうでしょうか。
真冬のハイビスカス、咲いたらまた報告します。